ユーザーがWebサイトを訪問する目的は、情報収集、商品購入等いろいろです。一方、サイト運営者はその目的に沿ってコンテンツを準備し、最終的に商品、サービスを売りたい、という思惑があります。そこで、トップページや商品ページを検索結果で上位表示させたいと思うのは自然な流れでしょう。ところが、トップページや商品ページはSEO(検索エンジン最適化)には不向きです。固有名詞ではなく一般的な検索クエリで、品揃え豊富なECサイトにかないません。ではどうすればいいか。情報収集目的のクエリに対して、自社ブログ等活用してSEOを行うという方法があります。商品等選定段階の手助けとして、購入や導入に際してのアドバイス的な情報を供給することで成果につなげられるかもしれません。トップページとは、ブラウザへのURL直接入力、メール署名欄へのクリックなどで最初に表示されるページで、検索エンジン経由の場合は、社名、店名で検索した場合の入り口のページになります。SNSや外部サイトのリンク経由でのアクセスの場合は、ブログ記事が接点となる場合もあります。したがって、トップページは、サイト内にどのようなページがあるか、どんな商品やサービスを提供しているのか、などの情報がすぐに見つかるようにします。そのためには、“全体像を把握しやすい”ページレイアウトやナビゲーションを意識して作成する必要が出てきます。また、価格、仕様など、競合他社との比較に必要な情報、商品やサービスの導入事例、ケーススタディー、レビューやキャンペーンなどの情報等、ユーザーサイドから見た“ほしい情報”を揃えておけば、きっとまた訪問してもらえるでしょう。 |