SEO的に見た場合、フレームページを用意することはメリットがない。もしあな たのウェブ・サイトにフレームを使用したぺ ージがあるなら、可能な限り別の形に修 正した方がいいだろう。フラッシュのみ、あるいはフラッシュが大半を占めている アドビシステムズが提供している技術、フラッシュを全面的に使用した ウェブ・サイトを見たことがあるという人は多いことだろう。フラッシュを利用すれ ば、ウェブ・サイトのデザインの自由度が高くなり、アニメーションや音楽の効果を ふんだんに入れることができ、特にデザインを重視したウェブ・サイトなどにおいて、 多く使われる傾向がある。 だがこのフラッシュ、特に全面フラッシュで制作されているウェブ・サイトは、 SEO的に見ると不利となる。その理由は簡単。検索エンジンはウェブ・サイトのテキ スト情報を中心に解析しているため、テキスト情報のない、あるいは極端に少ない ウェブ・サイトはランク付けするための情報が少なくなってしまうからだ。同様のこ とは、画像を中心としたウェブ・サイトにも言えることなので、注意されたい。
最近では検索エンジン側でフラッシュの情報を取得し、分析してその一部を検索結 果に反映するようにもなってきているようだ。だがフラッシュ内のテキスト情報全て が反映されている訳ではなく、限定的となっている。 フラッシュしか使用していないウェブ・サイトの場合はなるべくフラッシュ以外の テキスト情報も含めるようにするなど、通常のSEOができるような仕組みにしてお く方が無難だといえる。
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