進捗度合いも表現方法を考えて

Web制作などのプロジェクトマネジメントも制作段階へ移っていくと進捗管理と変更対応がメインとなってきます。進捗管理で大切なのがその進捗度合い。発注者にとっても大切なチェック項目であるため、その言い回しや書き方一つにも注意する必要があります。一番わかりやすいのは数字によるもの。ただしこの数字で進捗度合いが表現できる作業も限られています。数字表記し易い作業として、コーディングなどが挙げられます。ただこの時細かく数字を記載してもあまり効果はありません。せいぜい未着手となる0%,着手中を示す50%、完了の100%位に留めておくのが実際的でしょう。数字で進捗度合いを示すのが困難な作業については、使う言葉に注意する必要があります。よく使用されるのが、着手前、提出済み、承認待ち、引き渡し済みといった誤解の生じにくい文言と言われています。